せきしゅう さわのごう いわみぎんざんかいどう ここのかいちじゅく
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7月の花




石  榴
(ざくろ)
酒谷の増本さん宅(元目)玄関先に咲いていました。西南アジア原産。子供の頃、酸っぱい種ばかりの実を、かじっていた事を思い出します。
木 槿
(むくげ)
西の原の王子神社前に咲いていました。このほかに赤・ピンク・白・濃紫・黄色などの色があります。中国原産、葵科。芙容・オクラは同じ葵科です。「はやしこう」の「バイ」はこの木の皮をはいで晒して色を付けた物だと聞いたような気がします。
ノウゼン
カズラ
鈩谷の田原さん宅に咲いていました。南国調の派手な花で、垂れ下がった花は豪華です。中国原産で、日本には平安時代に渡来したそうです(そんなに古くから有ったのかとびっくり!!)。豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰った物が、金沢に健在しているそうで、その位長寿の木です。

田原さん夫妻
藪萱草
(やぶかんぞう)
『日光黄菅』と紹介していましたが、間違っていました。
ユリ科。湿っぽいところに生える多年草。似た花で野萱草がありますが、これは一重の朱色ですが、藪萱草は一見八重咲きです。規則正しく、毎日一つずつ咲いては散っていくはかない1日花です。袴状に幾重にも重なって目立つ葉は、やがて細長くなり、花が咲く頃には殆ど枯れてrしまいます。根茎は生薬名『金針菜』と称し、利尿・解熱・強壮・二日酔い・安眠など、また荘園・止血などに用います。春先の新芽は、当地では『からそうげ』と称し、『ぬた』にして良く食べました。つぼみは、酢を落としてさっと湯通しして、スープや酢の物にします。」
 
螺子花
(ねじばな)
小さい花ですが、れっきとした蘭科の花です。花が茎の片側だけに付くので、傾くのを避けるため茎がねじれるのだと言う説がある。
 
撫子
(なでしこ)
わが子を撫でるように可愛い花だから付いた名前だそうです。虫取り撫子は、茎の節に粘着性の分泌物を出し、これに虫などが良くくっ付くので付いた名前であり、消化・吸収などはしない。 
7月を代表する花、それは稲ではないでしょうか?日本人の主食の米になる稲の花、朝9時ごろから数時間の間だけ、開花しているそうです。籾が割れておしべが覗き受粉が始まり、1時間ばかりしてからおしべを残したまま籾が閉じます。
 
夾竹桃
(きょうちくとう)
葉が竹のように細く、花が桃の花に似ているから付いた名前のようです。インド原産で、江戸時代に中国経由で渡来し、江戸時代から広く庭園に植えられた。
白花は連水の土居さん、赤花は下石原の田邉さん(本田中)宅の庭先に咲いていました。
百日紅
(ひゃくじっこう)
中国原産。約100日間、紅の花を咲かせ続けるので付いた名前。実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出て来て花を付けるため、咲き続けているように見えるものです。別名「猿滑」ともいい、その名の如く幹肌がつるつるである。
沢谷保育所の庭に、白・紅が咲いていました。一般的に、紅が多く植栽されていますが、紫・ピンクもあります。下石原の貝谷さん(もろ屋)宅の、畑にあるピンクは小振りですが、花つきがよく目を引きます。花田さん宅の紅花は、大木で樹幹が広がっていて、見事です。

貝谷さん(もろ屋)宅

花田さん宅
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