金木犀(キンモクセイ)
中国南部桂林地方原産。江戸時代初期の頃渡来。香りでは、春の沈丁花・夏の梔子(くちなし)につぎます
石原上の岡山さん宅門先にあります。通り一帯に好い匂いが漂っていました。
|
銀木犀(ギンモクセイ)
学名的には金木犀の母種。花の形は似ているが白花で匂いも劣ります。雌雄異株ですが日本には雄株しかないそうです。
上酒谷の、福間さん(光吉)宅の庭先に有ります。
|
杜鵑草(ホトトギス)
百合科ホトトギス属。若葉や花にある斑点が、鳥のホトトギスの胸にある斑点と似ているところから付いた名前。日本原産は10種類あるそうです。
 |
男朗花(オトコエシ)
女郎花科オミナエシ属。女郎花と似ているが、茎・花は女郎花より大きく白花。別名『敗醤』と言い、花瓶に活けておくと醤油の腐ったような匂いがするからだそうで、女郎花同様あまり良い匂いはしません。
|
柚香菊(ユウガギク)
菊科キク属。柚子の香りのするキクと言う意味の名前だが、実際には殆ど匂いを感じない山野の草地などに普通に生える多年草。茎は高さ40〜150cmになる。花は白色でわずかに青紫色を帯び、筒状花は黄色。
 |
秋明菊(シュウメイギク)
金鳳花(きんぽうげ)科一輪草属。秋に菊に似た花を咲かせるから付いた名前。山野の林や人里などに生える。中国原産でかなり昔に渡来したものだそうです。別名『貴船菊』とも言い、京都の貴船地方に多くあるから付いた名前。猿丸の町道脇に咲いていました。
|
溝蕎麦(ミゾソバ)
蓼(タデ)科タデ属。花と葉が蕎麦に似ているところから付いた名前。水辺・湿気のあるところに生え群生し生命力旺盛で他を枯らすほどに茂る。茎に下向きの棘があり、触ると痛い。別名の『牛の額』は、葉の形がまさにその通りです。
|
蓬(ヨモギ)
菊科ヨモギ属。『善萌草』の意味で、良く萌え出でるから付いた名前。また『善然草』の意味で、灸の材料に使うと良く燃えるから付いた名前。古くから邪気を払うと信じられ、端午の節句に菖蒲とともに浴湯に入れる。花粉症の一因ともなっているそうです。別名『餅草』は、若葉は草餅・薬用に用いるから付いた名前。
|
犬蓼(イヌタデ)
蓼科タデ属。道端や畑に生える1年草。水辺や湿地に生える『櫻蓼(サクラタデ)』は多年草です。辛味が無く食用に成らない『蓼』だから付いた名前。若葉は食べられるそうです。
|
石蕗(ツワブキ)
菊科ツワブキ属。葉は蕗に似ており、艶のある蕗『ツヤブキ』からツワブキに変化して付いた名前です。ツワブキの茎を2〜3cmに切って佃煮にしたものが『キャラブキ』です。一般の蕗より硬いので煮崩れがせず、深い味がつけられます。キャラブキの他、煮びたし・甘煮・和え物・酢の物などになります。昔から民間薬としても広く利用されています。生葉の青汁を切り傷・虫刺され・打撲・魚による食中毒の解毒などに使います。腫れ物や吹き出物・たむし・しもやけ・やけど・痔・湿疹などにドクダミと同じようにして使います。kunichanの里に在ったものを移植しました。
|
 |